展示が終わりそうだったので、広尾の山種美術館で「速水御舟の全貌」を観てきた。明治から昭和初期に活躍した日本画家の御舟の「炎舞」はあまりにも有名だ。
山種美術館所蔵の作品のほか、初期から晩年の作品約80点を観ることができた。繊細なタッチの日本画、やっぱり「炎舞」は別格だった。
ランチに恵比寿の蔭山楼でふかひれそばを食べ、
目黒の自然教育園へ。紅葉はまだ早かったのか、かすかな色づき。
とても都会のど真ん中とは思えない静けさと緑がいっぱいで空気もおいしい。ちょっとしたハイキング気分が味わえるのでお勧めです。
有給休暇を消化するため平日にお休みして、大宮の氷川神社&日帰り温泉「おふろカフェutatane」へ。まずは名物「大宮のナポリタン」を食べ、
神社にお参り。
そして「おふろカフェutatane」へ。
http://ofurocafe-utatane.com/
日帰り温泉というとおじさんおばさんで混んでいるイメージだが、ここは若い女子やカップルが多い。館内はカフェのような作りで、無料の休憩コーナー(毛布やガウンもある)、コーヒー飲み放題、マンガ読み放題、パソコン使い放題。エステやアロママッサージもリーズナブルだ。カフェではおしゃれな食事がいただける。
宿泊もできるので、その日は一泊してのんびり。一日いても飽きないな。
翌日は、蕨市の河鍋暁斎記念美術館へ。
http://kyosai-museum.jp/hp/top.html
ここは、幕末から明治前半に活躍した狩野派絵師・河鍋暁斎の曾孫が設立した美術館だ。作品の奇抜さに反し、住宅街に地味に建っており、作品数も少ない。たぶん全国に貸し出ししているんだろう。来年2月下旬から渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムでも開催するらしい。
そちらに期待しよう!
気がつくともう12月。この調子だとあっという間に年越しなんだろうなあ。
皆様、また来年もよろしくお願いいたします!
府中市美術館で開催している「藤田嗣治展」を観てきた。
26歳でパリに渡り、乳白色に輝く下地、流麗な墨の線という独自の画法で一躍注目を浴びた。しかしそれが日本画壇に嫉妬と羨望の反応をおこす。戦争画制作により戦後は責任を問われ、追われるように日本を去り、キリスト教に改宗し、レオナール・フジタとして81歳で没した。そんな藤田の画風の変化が良くわかる展示だった。個人的には藤田の猫の絵が大好きなので、もっと展示して欲しかったけどね。12月11日まで開催中。
ツレが厄年で最近怪我して悪いことが続いたので、府中に行ったついでに大國魂神社で厄払いをしてもらった。
七五三やお宮参りの人たちに混ざって、厄除けのご祈祷をしてもらう。ご祈祷の帰りにはお札やお神酒、ご神米、お守り、干菓子のお土産をいただいた。
境内には人形流しなどもあって、これで厄は去ってくれたかしら?
最近、ランチ仲間のおばさまに旅行土産やプチプレゼントをもらってしまったので、お返しになるものを探しに「伝統工芸 青山スクエア」へ。
折りしも「JAPAN TORADITIONAL CRAFTS WEEK」の最終日。これは、100年後に残る工藝のために「21世紀鷹峯フォーラム」として、都内全域で工藝を盛り上げることを目的に来年1月29日まで開催しているものだ。美術館やギャラリー、民芸品店や陶磁器店などいろんな場所で工藝に触れ、みて、学び、使い楽しみながら工藝のためにできることを考えていこうという。ちょうど青山スクエアでは肥後象嵌の実演をやっていた。
ほかにも焼物や漆器、和紙、織物など、何時間見ていても飽きないものばかり。やっぱり伝統工藝はいいなあ。
おばさま達には越前和紙のレターセットを購入し、自分用には越前和紙の一筆箋と瀬戸焼の猫のイヤリング
を買って大満足。11月下旬から大好きな備前焼の特別展をやるので、また来ようっと!
国立新美術館で開催している「ダリ展」に行った。
国立新美術館は乃木坂にあり、こんな近代的な建物。平日なのにこの混みよう。
シュルレアリスムを代表するスペインが生んだ奇才サルバドール・ダリはあまりにも有名。今回はガラ=サルバドール・ダリ財団(スペイン)、ダリ美術館(アメリカ)、国立ソフィア王妃芸術センター(スペイン)のコレクションが一同に会する最大規模な展覧会。絵画や彫刻のみならず宝飾品、舞台装置や衣装デザイン、挿絵や映画の製作など多岐にわたりダリの才能が感じられる展示になっている。特に板に油彩の作品にダリらしい色彩がよく出ていた。シュルレアリスムの作品には、さぞや頭の中に盛り込みたいことがたくさん溢れているんだろうなと感じる。
館内には映像作品もあり、特にディズニーとのコラボ「デスティーノ」は面白かった!ダリの絵が動く!これは必見です。
12月12日まで開催。皆さんお早めに行くことをお勧めします。
お次は、北青山の伊藤忠 青山アートスクエアでこじんまりと開催されている「江戸切子若手職人10人展」へ。
江戸切子の未来を担う若手職人によるモダンな切子作品たち。
日本を代表する商社の伊藤忠さん、目の付け所がさすがです。伝統を守りつつ、進化していく伝統工芸。こちらは11月6日までで入場無料。作品数が少ないので、外苑前や表参道のショッピングついでにどうぞ!
急に秋めいてきました。気温の寒暖差で風邪などひきませんようご自愛くださいませ。
生誕300年を祝うとして、収蔵されている伊藤若冲の全作品(7点)と83年ぶりに再発見された「孔雀鳳凰図」が公開されるというので、箱根小涌園にある岡田美術館に行ってきた。
実業家の岡田和生が蒐集した美術品を公開するために2013年に開館した美術館だ。入館料がなんと2,800円、携帯電話やカメラは持ち込み禁止。入口で空港なみのチェックがされる。
美術館は5階建てで、日本や中国、韓国の各時代の陶磁器、江戸から現代の日本画、工芸や彫刻品など相当数の蒐集品が展示されている。しかも広大な敷地の庭園の先には渓流散策コースまであり、裕福な実業家だったことが伺える。入館料が高いせいか、日曜日なのに若冲の作品を間近でゆったりと観られて大満足。やっぱりあの色彩、構図、繊細さはすばらしいなあ。12月18日まで公開しています。
鑑賞後は、館内の足湯カフェで巨大壁画を観ながらひと休み。
その後は、箱根園からロープウエイで駒ケ岳山頂へ。霧の中の箱根元宮神社は幻想的だった。
その日は箱根ハイランドホテルで一泊。ここは食事がおいしくて気に入っている。もう季節は秋のメニューだ。
箱根も来月下旬には紅葉シーズンなんだろうなあ。
日を改めて、9月の三連休に東京藝術大学美術館で「驚きの明治工藝」を観てきた。
工藝品の展示は珍しく、これは台湾の「宋培安コレクション」から100点以上の作品を初めて紹介したもの。全長3メートルもある鉄でできた龍の「自在置物」
は圧巻!しなやかな動きができる蛇や鷹などがあり、江戸時代に鉄で作ったとは、日本人はすごい!
そのほかビロード友禅、漆工、金工、七宝、彫刻など江戸から明治の魅力的な工藝品が展示されている。なかでも銅製の狸の置き物がお茶目でかわいかった。
作品のほとんどが写真撮影可。こちらは10月30日まで公開。
鑑賞の後は、谷中の「和栗や」で念願の栗のスイーツ。いつもめちゃ混みなんだけど、この日は比較的空いていた。栗そのものの味がしてとてもおいしかった!
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますから、そろそろ秋支度ですね。
芸術の秋、読書の秋、食欲の秋…ああ、楽しいことばかり。(たまには運動もしろって声が聞こえるけどね。)
東京都に住んでいながら、あまり行ったことのない奥多摩に一泊してきた。
都心から約2時間。渓谷、湖、森林と自然が豊富で、とても東京都とは思えない。
まずは、日本酒の「澤乃井」でお豆腐のランチと日本酒の試飲。昼間のお酒は効くな〜。
そして天然記念物の「日原鍾乳洞」へ。
鍾乳洞の中は、年中11℃と寒いくらいで、ライトアップはしているものの、足元や頭上に気を使いながら進んでいく。かなりアップダウンがあり、中は自然の宝庫で幻想的だった。
その日の宿は「はとのす荘」。登山やキャンプ用の山荘が多い中、客室が和洋室でアメニティも充実。
おまけに夕食のイタリアンがとてもおいしくて大満足。
翌日は奥多摩湖をドライブし、青梅市の昭和レトロ通りを散歩。ユニークなイラストがあちこちに。
昔ながらの喫茶店などを整備するともっと観光客が来ると思うけどなあ。
お猫様が家でお留守番できるので、我が家では一泊の近場の旅行が大流行。近くても旅行気分が味わえて、なかなか良いですよ!
翌日もお休みして、両国でランチのちゃんこを食べ、
江戸東京博物館で「大妖怪展」を見て(平日なのにすごく混んでいた!)、
蔵前の話題の文具店「カキモリ」で万年インクペンを買い、
巣鴨でマクロビオティックの甘味を食べ、
有名な赤パンツ店に行った。
最近、下町がおもしろくて(オバさんになったからか?)、今度は人形町あたりに行きたいなあと思っています。
こうして8月ももうすぐ終わり。台風も暑さも早く過ぎ去るといいですねえ。
毎年、夏休みは熊本阿蘇方面へ保養に出かけていたが、熊本大地震のため今年は遠慮することにした。加えて人事異動で配置が変わり、休みをとるのも控えめにしないといけないので、夏休みは近場の涼しい日光へ。
まずは、自宅を開放した「和ランチ 近藤」でヘルシーなランチ。東照宮のメイン通りの裏道を入っただけで、とても静かで涼しい。ランチも家庭的な優しいお味。デザート付で1200円はお得。
東照宮は何度か行っているので、日光二荒山神社や瀧尾神社などを散策しご朱印をもらう。
その日の宿は「中善寺金谷ホテル」。温泉やマッサージでのんびりした後は、伝統的な金谷ホテルのディナー。
特産の湯葉や紅鱒を使ったお料理で、年配客のリピーターが多いのも納得の内容だった。
翌日も晴天に恵まれ、周辺を散策し、
自家製パンも売っている古民家のカフェ「炉心庵」で一休み。
次の日の宿は、川治温泉「星野リゾート 界」。前に出雲の「界」がとても良かったので、星野リゾートの中でも比較的リーズナブルな川治温泉へ。外観は地味だけど、内装は和モダンで、水車や石臼で挽いたできたてきなこをアイスクリームや焼いたマシュマロにかけて食べられる里山の知恵を楽しめるようなサービスもあった。
そしてお楽しみは夕食。一品ずついろんな工夫が施されている。
例えばお造りは、たまり漬けのらっきょうをサーモンで包んだり、土佐酢のジュレのかかったほたてなど、醤油をかけずに食べられるようになっている。
夏の野菜や地元の食材を使い、少しずつたくさんの種類がいただけて、最後のデザート(なんと高野豆腐のサヴァラン仕立て!)までおいしくいただけた。やっぱり「界」のお料理はレベルが高い。
翌日の朝ごはんも、目覚めのしゃっきり野菜から始まり、日光サーモン味噌漬け焼きや野菜がたっぷり入った「鬼子蔵汁」などで満腹。
星野リゾートさん、ほかのところももう少しリーズナブルになりませんかねえ。絶対リピーターが増えると思いますけど。
お土産を買って、宇都宮に寄り餃子を食べて帰路に着き、今回2泊3日で2kg太ってしまいました。
浅草で開催された猫のイベント「ねこ専」に行ってきた。
まずは浅草で最近行列ができているという、世界で一番濃い抹茶のジェラート「壽々喜園」へ。
抹茶の濃さが7段階で選べるので、一番濃いNo.7とほうじ茶のジェラート。今まで食べた中で一番濃くておいしかった。午前中が空いていて狙い目です。
さて、本日のメインである都立産業貿易センターで開催の「ねこ専」へ。
猫グッズの販売や写真展、講演会、譲渡会などが行われている。保護猫活動をしている「東京キャットガーディアン」や「自走型保護猫カフェ ネコパブリック」などのグッズの売り上げは保護猫活動費になるので、猫の小皿とかつおぶしのふりかけ「猫飯」を買って少し貢献。
また、奄美大島では野良猫が繁殖して希少生物を食べてしまうそうで、猫は家で飼いましょうという活動をしているそうだ。
会場には譲渡会に参加している猫ちゃんたち。
生まれて2〜3ヶ月の子猫から成猫までいて、怖がって丸くなっていたり、ひとなつっこかったり、猫じゃらしに夢中だったり、それぞれ性格がはっきり。我が家のお猫様が譲渡会にいたときを思い出すなあ。みんな里親さんがみつかるといいね。
お昼は深川まで足をのばしてはじめての深川飯(あさりの炊き込みご飯)と深川丼(あさりのぶっかけ丼)。
あさりが大量で満腹になったので、清澄白河を散策し、おしゃれなチョコレート専門店で一休み。
裏路地ではチーズ専門店を発見し、北海道のチーズを買ってその日のビールのつまみに。やさしい味ですごくおいしかった。
地方への旅行もいいけど、まだまだ行ったことのない東京がたくさんある。皆さんも散策してみてはいかが?
すっかり日記もご無沙汰してしまった。
仕事でパソコンと一日中向き合っていて目が疲れているから、自宅では画面を見るのがつい億劫になっている。
周りを見ると、電車の中ではスマホ操作をしている人が9割。自宅でも夕飯後は各自のパソコンなどでゲームなどをしている人が多いらしい。マンガや小説も電子化されているものを利用しているという。目が疲れない?肩こりや頭痛で辛くない?寝る前にブルーライトを浴びると安眠できないらしいよ。
電磁波による健康被害は実証されていないけど、私は長時間のパソコン作業や長時間車に乗っていると気持ちが悪くなる。目の奥が痛くなり、後頭部がガンガンし、ひどくなると吐き気がする。だから仕事中は、ブルーライト防止メガネをして、電磁波防止グッズを使って自己防衛。原因不明だけど調子が悪いって人、気をつけてみてね。
さて、5月に毎年開催の美術部OB展覧会に友人と行ってきた。
その後にパティシエの鎧塚さん(故川島なお美さんのダンナさん)が新規オープンした池袋東武の「トシスタイル」へ。この店は高校の同級生が総料理長をしている。彼が恵比寿のビストロを開いていたときに、鎧塚ご夫婦が常連で、今回の料理長のお話をもらったそうだ。お料理やデザートは色彩豊かでまるで絵画のようだった。
やっぱりたまには電子機器から離れた時間を持たないとだめだわ〜。
5月2日と6日を休めば10連休になるゴールデンウィーク。でも有休をとれる雰囲気じゃないし。だから3連休が2回。いつもながら遠出はしない。1泊ならお猫様も家で留守番できるから、「足利フラワーパーク」で藤の花を見てきた。今年は暖かくて開花が早く、満開を過ぎていたけど相変わらずきれい。
日が暮れるまで待って、ライトアップされるとまるで花が降り注ぐようで幻想的だ。
ものすごく混んでいて、今年は中国人やなぜかインドネシア人(?)が多かった。
その日は館林のビジネスホテルに泊まり、翌日は「ザ・トレジャーガーデン館林」へ。
やっぱり芝桜やネモフィラは満開を過ぎていたけど、ゆったり庭園を散歩できてよかった。園内には教会やレストランもあり、結婚式もできるそうだ。
これからは3000株のバラがいっせいに咲いて、またきれいなんだろうなあ。
帰りに館林うどんとなまずの刺身(白身魚であっさり)とうなぎを食べて、
帰路につく。渋滞はまったくなくてラッキー。
後半のお休みには、横浜そごう美術館の「あそぶ浮世絵ねこづくし展」へ。
日本では平安時代から貴族のペットとなった猫。浮世絵の美人画の中では、赤い首輪と鈴をつけた猫がじゃれていたり、幕末から明治時代には、擬人化した猫が温泉に入ったり踊ったりするおもちゃ絵(まるでマンガ)が流行したそうだ。
猫好きの歌川国芳をはじめ、歌川広重、月岡芳年などの浮世絵が約140点も展示されていて見ごたえあります。
ついでに汐留ミュージアムで展示されている「REVALUE NIPPON PROJECT展」へ。
元サッカー日本代表の中田英寿氏が活動している日本の伝統工芸の再発見。和紙、竹、型紙、漆などとアーティストのコラボ作品が並んでいる。これは思ったより小規模で、伝統工芸をよく知っているプロ向けの展示だった。素人には、まず伝統工芸のすばらしさを伝えてから、こんなアート的なコラボができるんだよって流れが欲しかった。中田氏は、伝統工芸のすばらしさは当然わかってるでしょってスタンスなんだね。相変わらずのキラーパス。でも伝統工芸の魅力を伝えていく活動には大賛成です。
急に夏のような暑さになり、衣替えをするついでに、何年も着ていないスーツやワンピースをダンボール一箱分リサイクルへ。「いずれ着る」は「もう着ない」、「流行は巡ってきても形が変わる」を呪文のように言い聞かせ、断捨離、断捨離。
大地震を教訓に、本当に必要なものを考えていかないとね。
4月ももう半ばになってしまった。
近所の大学の桜がきれいだったことも、
3月に庭園美術館でガレを観たことも、
はるか遠くに感じる。
人事異動があり、今までの仕事を引き継いで、新しい仕事を教えてもらう毎日。今度の仕事はパソコンと数字との格闘で、大雑把な性格の私には辛い。肩こりと頭痛も増えた。希望した部署でなかったのが初めてだから、そのこともヤル気が出ない一因かも。
今までは、仕事は給料をもらうためのものと割り切っていて平気だったんだけど、定年退職というゴールを見据えて、先のことを考えねばという気になっている。
加えて、“世界一貧しい大統領”前ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏が来日したときの、「わたしは日本人に問いたい。日本国民は幸せなのか?人びとは人として達成感を得ているのだろうか?人生は短いし、スーパーで多くのものを購入することはできるけど、人生における時間は買えないのだ。」のコメントが心に響いている。
そして熊本の大地震。日常が一瞬にして壊れてしまう自然の脅威。熊本市にいる知り合いの七宝作家は無事が確認されたので一安心だが、余震が続いているので心配だ。被災した方々、お見舞い申し上げます。
きっと何か月かすれば、新しい仕事にも慣れてくるのだろう。でも、人生は短いから、ちょっと立ち止まって考えるのも悪くない。
世田谷文学館の知り合いにチケットを送ってもらい、「浦沢直樹展」を観に行ってきた。
漫画家を特集するなんて世田谷文学館の企画は素敵だ。
入り口から早速有名キャラのお出迎え。
展示会場にも撮影可のポイントがあって気が利く〜。
やっぱり原画はいいです。小学生のときに描いた漫画も保存してあり、昔から才能があったんだなあ。学生時代からバンド活動をやっていたから漫画にも音楽が多く出てくるんだね。特製のエレキギターも飾ってあって感動。会場にはコミックやグッズの販売もあり、平日なのに老若男女のお客様がたくさんいた。
次回の企画は、作家で文化人類学者の上橋菜穂子さんらしい。ちょうどNHKで「精霊の守り人」を放送するからタイムリーだ。さすが。また観に行こうっと。
ついでに招き猫発祥の地として有名な豪徳寺へ。
たくさんの願掛けの招き猫を見た後は近所の和菓子やでひと休み。
その日はダンナからのバレンタインデーのお返しのゴチで、洋風そばのコースを食べに京橋へ。ウチではお互いの誕生日やバレンタイン、ホワイトデーなどのときにお互いにゴチすることにしている。まあ、それにかこつけておいしいものを食べに行きたいだけなんだけど。
そばの実のカポナータとキッシュ、
野菜のバーニャカウダ、
出汁巻き卵にはオリーブオイルがかかっていて斬新なおいしさ!日本酒にもとても合う。
そばのグラタン、
生ハム、
そして最後は盛りそば。
つゆにオリーブオイルと山椒と塩を混ぜたものを入れると、あら不思議!イタリアン風味になって、なんかおいしい。今回はコースだったけど、単品にはそばのカルボナーラなんてのもあって、絶対また食べに来よう。
春は別れと出会いの季節。私も8年いた職場から異動の内示があった。「慣れ」からくる停滞感と、長くいたからこその安心感と淋しさ、新しい職場への不安と期待。いろんな感情が混ざり合う季節。まあ何はともあれ、健康でいれば何とかなるもんです。
2月22日はニャンニャンニャンで猫の日。この日を中心に各地で猫のイベントが開催されているので行ってきた。
まずは、千代田区役所で区と一般社団法人ちよだニャンとなる会共催の「ちよだ猫まつり2016」。猫雑貨マーケット
やフエルトで作った「リアル猫ヘッドアート」の体験、
神保町「にゃんこ堂書店」のトークショーなど盛りだくさんのイベント。千代田区は「飼い主のいない猫の去勢・不妊手術費助成事業」を行っていて、猫の殺処分ゼロを継続しているそうだ。すごいなあ。21日には猫の譲渡会もある。うちのお猫様も譲渡会で出会ったので、たくさんの猫ちゃんの飼い主が決まるといいな。
ここではTシャツなどの猫グッズを買ってチャリティーに貢献。
お次は、丸善丸の内本店のカフェで昼食のハヤシライスを食べてから、
25日まで開催されている「Catアートフェスタ2016」へ。
こちらは、人形や陶芸、七宝、絵画などの猫作品が出展されている。特に目をひいたのが、アトリエヴェルデさんの七宝焼きの猫アクセサリーと小皿
と目羅建嗣さんの映画を猫でコラージュしたポストカードとおおやぎえいこさんの70年代ロックのレコードジャケットを猫でコラージュしたポストカード。
みなさんいろいろなアイデアを考えるよねえ。猫愛を感じるわ〜。
最近は空前の猫ブームらしい。猫は暖かい寝床と好きなご飯とたまに遊んであげれば、一人でお留守番もできるし、必要以上にベタベタしないし(その子の性格にもよるけど)、 すごく飼いやすい。ブームはいいけど、生き物だから一生面倒をみる気持ちでないとね。病気になったり、介護が必要になったりするのは人間と一緒だから。
飼い主のいない猫や地域猫の活動をしている、各地のボランティアさん、頭が下がります。猫好きとして何かできればと思っているにゃん。
寒中お見舞い申し上げます。
まずは、我が家のお猫様と年賀状、年越しの鴨汁そばとおせちの写真でご挨拶。
新年になって、早くも10日あまり経ってしまった。4日からみっちり仕事で疲れきってしまったので、日記のアップが遅くなりました。
今年は年始のお休みが短くて、2〜3日に箱根へ一泊しかできなかった。御殿場アウトレットと箱根駅伝の渋滞を避け、まずはランチ。おせちにすぐに飽きてしまうので、仙石原で中華。ここのウンパイローが絶品で、
日本人っていろんな国の料理を食べて贅沢だわ〜。
お腹がいっぱいになったので、ガラスの森美術館へ。いつもより格段に気温が高い。ガラスでできたツリーが風でキラキラしていてきれいだった。
アクセサリーの福袋を買ったけど、この中のブレスレットは玉が大きかったので、自分でペンダントにアレンジしようっと。
宿泊はほぼ毎年おなじみの箱根ハイランドホテル。なんといっても食事がおいしくてお気に入りのホテルだ。
この日のディナー。
盛り付けは絵画のようで、とても上品な味付け。宿泊客の年齢層が高いのもうなずける。
温泉はやはり噴火の影響で、いつもより白濁が少なかった。でもゆっくりできてよかった〜。
帰りも渋滞を避けて早めの出発。毎年初詣には神田明神へ行くのだけど、あまりの混雑に断念。10日に改めてお参りに行った。
ランチに念願の神保町「チャボ」のホワイトカレー
を食べ、神田明神
と豊川稲荷
をお参り。今年は人事異動がありそうなので、心身ともに健康でいられますように。少しは創作活動もできますように。
いつもホームページを見てくれてありがとうございます。
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